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「一の解答より億の質問」
演劇になにができるか、世を問い、世に問う劇場を。 -
「一の解答より億の質問」を信条として演劇を通じて問いつづけたい。
その問いをまず作り手自身にむけ、ワークショップによる試行錯誤を繰返し、実験的抽象的な作品を世に問うべく旗揚げされたのが劇団Qです。
ときに哲学サァカス文学レヴュウと名づけられるような作品を通して
世界に問い 世界を問うのです。
同時に手がける具象的写実的作品は、抽象への飛躍の土台を固めます。
つまり「限りなく具象 限りなく抽象」
求めることは ひとつの物語を提示するのではなく観客の数だけ物語が生まれるようなそんな作品を生み出していくということなのです。
そんな作品づくりの積み重ねは、ジョンレノンの死の翌日、ダコタハウス前に集まってきた人々の物語を911後の世界観の中に浮かび上がらせた「yesterday 昨日」(初演時のタイトル「その前日ジョン・レノンは射殺された」
あるいは劇団だるま座公演だるまちっくシアターにおける「廃屋のチェーホフ」連続上演につながり、さらなる問いをかかえ、投じていこうとしています。